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東京国際葬儀博の「生死直視」の現場

更新日:2025-12-05

2025 年 9 月、東京有明コンベンションセンターで開催された国際葬儀博覧会は大勢の人でにぎわっている。1 万 6000 人の来場者のうち、シルバー世代の割合が 6 割を超えた。72 歳の田中さんは軽量環境配慮型の棺に横たわり、和紙の内張りを指でなぞりながら「思ったより安らかだ」と語る。隣のブースでは、中高年夫婦が 9700 円~4 万 6000 円の遺影撮影プランのパンフレットをめくり、「振袖スタイル+京都の古寺」のオーダーメイドオプションが目を引く。ソフトバンク・ペッパーロボットが木魚をたたき経文を唱えており、周りの人々は人間の僧侶との儀式の違いを真剣に比較している。この死のタブーを打ち破る博覧会は、日本の中高年が「終活」を実践する年間の縮図となっている。

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