日本の就職活動で、男子学生の間で手軽なメイクが受け入れられるようになり、男性化粧品市場も拡大している。オンライン面接の普及が追い風となり、「男がメイクするのは不自然」という固定観念が崩れつつある。
日本の就職活動で、男子学生の間で手軽なメイクが受け入れられるようになり、男性化粧品市場も拡大している。オンライン面接の普及が追い風となり、「男がメイクするのは不自然」という固定観念が崩れつつある。

就活現場:メイクは「タブー」から「必須準備」に
兵庫県立大などの大学では、就活に役立つ男子向け身だしなみセミナーが開かれ、資生堂の講師が眉の整え方や BB クリームによるトーンアップ、クマ隠しなどを実践指導。工学部の学生は「BB クリームで顔色が明るくなり、面接で好印象を与えられる」と話し、ウェブ面接での顔アップ撮影を意識してメイクを取り入れる学生が増えている。セミナーでは皮脂対策や毛穴カバーなど、実務的なテクニックを中心に教え、清潔感を重視した内容になっている。

市場拡大:男性コスメ・美容家電が充実
調査会社インテージによると、2024 年の男性化粧品市場規模は 497 億円と、5 年前の 1.8 倍に拡大。男女 5000 人の約 6 割が「男性の肌ケア・メイク」に好意的で、若い世代ほど受け入れ度が高い。資生堂は青ひげやニキビ痕を自然にカバーする BB クリーム、自然な眉が描けるアイブローペンシルを展開。花王は Z 世代男性向けブランド「UNLICS」、マンダムは美容家電ブランド「ium」を立ち上げ、コスメから家電まで商品ラインナップを拡充している。
考え方の転換:メイクは「おしゃれ」ではなく「清潔感」
就活に詳しい採用コンサルタントの谷出正直さんは「メイクは学生の自信につながるが、社会人の身だしなみは相手に不快感を与えないことが最優先」と指摘。男女問わず、メイクはおしゃれとしてではなく、清潔感を高める手段として取り入れるべきだと強調する。大学側も「見た目の不安を払拭し、自信を持って就活に臨んでほしい」とセミナーを企画し、メイクを就活マナーの一環と位置づけている。
全文表示
就活男子のメイクが常態化!清潔感重視の新常識が広がる
広告を視聴して全文のロックを解除































